2025年06月26日16時00分 / 提供:@Press
極端気象アトリビューションセンター(WAC)は、2025年6月中旬の記録的高温イベントをWAC手法により分析、「既に顕在化している地球温暖化がなければ、たとえどのような偶然のゆらぎが重なったとしても今回の高温は起こり得なかった」という分析結果を発表しました。
● この時期の日本上空約1500m気温が実況の気温を上回る確率は、現実的な(既に顕在化している地球温暖化がある)気候条件下では6.0%と推定される。これはおよそ17年に1度の頻度で発生することを意味する。
● 平年を基準とした場合、この高温イベントは85年に1度という非常に稀な現象に相当し、2025年の条件下では平年より発生頻度が高まっていたと考えられる。
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