2024年11月06日11時00分 / 提供:@Press
生活協同組合コープさっぽろ(以下、コープさっぽろ)の関連会社で物流事業を展開する北海道ロジサービス 株式会社(以下、北海道ロジサービス)では、荷物の仕分けの際に日本で初(※1)となる 半自動積み付け設備 「エルゴローディングシステム」 を11月10日(日)より導入いたします。
伸長を続けるコープさっぽろの店舗・宅配事業を支える物流機能としての効率化が求められる中、マザーセンターである江別物流センターでは、既存設備の老朽化に伴うメンテナンスコストの上昇や、人材確保の困難さなどの課題解決のために、2021年より物流設備リニューアルの検討を開始し、省人化、省力化のコンセプトのもと、2026年までの長期プロジェクトが進行中です。2022年より店舗向け倉庫設備で既存作業を継続しなが ら、同じ倉庫内で新設備の設置工事を開始し、2024年11月に完成。店舗向け食品、日用品の仕分け機能として、作業負担を大幅に軽減させる設備の稼働を開始いたします。
この設備は株式会社ダイフクと共同開発を進めた国内初導入(※1)となる設備で、各店舗から発注を受けた商品を搬送用のカゴ台車に仕分、積み付けする作業を半自動化することで、従来の作業者が商品を持つ、運ぶといった身体負荷が高い作業を大幅に軽減することが可能となりました。導入効果としては従来比で約45%の人時削減(※2)を目標としています。設備の特徴としては、発注商品の搬送やカゴ車へ積み付ける工程を自働化し、作業者は定位置の作業台上で、ディスプレイに表示された指示どおりに、手元に流れてきた商品をカゴ台車サイズの枠にはめていく作業を行うことで店舗別仕分けが完成する仕組みです。店舗単位の最適積み付けシミュレーションをもとに商品を積み付けることで、従来設備で発生していた、荷崩れ防止のために考えながら積み付けする作業や、積み直し作業が解消され、作業習熟度を考慮しない作業が可能となりました。
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