2025年09月28日20時10分 / 提供:PR TIMES
~新循環モデル実現に向けて、プラスチック製化粧品容器から再生エタノール化への実証試験に成功、再生ポリオレフィン化の工程へ~
株式会社資生堂(以下、資生堂)は、株式会社ポーラ・オルビスホールディングスと共に推進する、プラスチック製容器を収集し、再びプラスチック製容器へ再生する循環型プロジェクト「BeauRing(ビューリング)※1」に、2025年10月1日より、新たにシャネル合同会社(本社:東京都中央区、代表者 フレデリック・ボキヨン)、株式会社ファンケル(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員 三橋英記)が参画することでプロジェクトを拡大します。これにより10月1日以降順次、プラスチック製化粧品容器の収集場所が、現在の横浜市内20箇所から41箇所に拡大し、より生活者の身近な場所に使用済みプラスチック製化粧品容器を収集するBeauRing BOX(図1)が設置されます。
本プロジェクトでは、これまで収集したプラスチック製化粧品容器のリサイクル処理を、積水化学工業株式会社(以下、積水化学)と住友化学株式会社(以下、住友化学)との3社協業によるプラスチック製容器の循環モデル※2にて検証を進めており(図2)、これまでに積水バイオリファイナリー株式会社※3の実証プラントにて、使用済みプラスチック製化粧品容器を再生エタノール化することに成功しました。今後、積水バイオリファイナリー株式会社でのエタノール追加生産を経て、住友化学にて再生エタノールから、従来の化石資源を原料としたポリオレフィン※4と同等の品質を持つ再生ポリオレフィンの製造試験に移行します。
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