資生堂は、レモンアイアンウッド※1葉エキスに、表皮幹細胞の老化を抑制する効果があることを発見しました(図1)。さらに同エキスに、表皮幹細胞の量を増加させ、細胞を生みだす力を向上させる効果も見出しました。これにより、肌のターンオーバーの源となる表皮幹細胞を健やかに保ち、エイジングによる肌悩みの解決につながる可能性が示唆されました。本研究は、マサチューセッツ総合病院皮膚科学研究所(CBRC)※2との共同研究により表皮幹細胞の老化制御の可能性を明らかにした知見※3を応用したものです。今後も、表皮幹細胞研究を進化させ、エイジングによるさまざまな肌悩みへのアプローチを目指します。