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朝日新聞社がAIによる整文技術で特許を取得

2025年12月08日22時40分 / 提供:PR TIMES

音声認識・話者分離・文分割・整文処理を一体化し、書き起こし文の読みやすさを向上。コンテンツ制作支援サービス「ALOFA」に実装

〈報道関係のみなさま〉

株式会社朝日新聞社(代表取締役社長CEO:角田克)は2025年9月、CTO室メディア研究開発センターの発明により、音声データから読みやすいテキストを自動生成する「整文処理」に関する特許(第7749098号)を取得しました。

発話内容の忠実な再現と読みやすさの両立を実現
会議やインタビューなど複数の話者が交わる音声では、「発話に忠実な」書き起こし文を得たい一方で、素の書き起こし文は可読性が低く、語られた内容を人の手で読みやすく整える作業が大きな負担となっていました。本特許は、音声認識・話者分離、文分割といった整文の前段階処理と、言語モデルによる整文処理を一体で実行するアーキテクチャを確立したものです。話し言葉特有の言いよどみや冗長表現の除去、表記の統一、文の誤りの修正を行うことで、発話内容の忠実な再現と読みやすさの両立を実現しました。
これにより、書き起こし文の品質向上と編集作業の効率化を同時に支援します。
本技術は、朝日新聞社のコンテンツ制作支援サービス「ALOFA」の「AIリフレーズ」機能として実装されており、音声書き起こしから執筆に入る際の初歩的な整文作業を簡略化し、文章の推敲作業に素早く取り掛かることができます。今後は、整文技術のさらなる精度向上と、より良いユーザー体験の実現を目指してまいります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/9214/2040/9214-2040-5b9c1e32dfd55d32d1dd779a81ee563c-486x168.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

ALOFAとは
「ALOFA」は、音声認識と自然言語処理の最先端技術を融合させた、コンテンツ制作を支援する次世代ツールです。音声を素早くテキスト化し、発言者ごとの分離、不要語の除去、要約・見出し生成まで一気通貫で対応。文字起こし作業の効率を格段に高め、質の高いコンテンツ制作を可能にします。
コンテンツ制作支援サービス「ALOFA」
コンテンツ制作支援サービス「ALOFA」

メディア研究開発センターとは
2021年4月に発足。人工知能を始めとする先端メディア技術と、新聞社ならではの豊富なテキストや写真、音声などの資源を活用し、社内外の問題解決を目指すとともに、自然言語処理や画像処理をはじめとした先端技術の研究・開発を進めています。
朝日新聞社メディア研究開発センター

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/9214/2040/9214-2040-20e1c5b1714d355374147bd32d7534c9-971x544.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

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