2025年08月16日04時40分 / 提供:PR TIMES
日本列島はなぜ自然災害と切っても切れない関係にあるか。地学にからむ謎を解明しつつ、最新研究から相関と未来を予測した一冊。『災害列島の正体 ー地学で解き明かす日本列島の起源』扶桑社より9月1日発売。
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『災害列島の正体 ー地学で解き明かす日本列島の起源』鎌田浩毅/著
地球科学者として50年近いキャリアを持つ私は、近年、地震や噴火災害について警鐘を鳴らしている。なぜなら、皆に自分の命は自分で守ってほしいと思うから。もしボーッとしていたら、南海トラフ巨大地震、首都直下地震、富士山噴火で命を落とす恐れがある。そうならないために、本書を書いたのである。
地震や噴火に対する備えは、災害が起きたときには高まるが、時間がたつと気持ちがゆるむ。ところが、南海トラフ巨大地震など被害が甚大であればあるほど、助けが来るのは遅くなる。何日待っても物資や救援が来ないかもしれない。よって、まず自分の身は自分で守ることを考えてほしいのである。
本書が日本列島の成り立ちに関する知的好奇心を満足させるとともに、必ず起きる自然災害を自分ごととして捉え、周囲の皆と協力しながら命を守る一助となれば幸いである。
鎌田浩毅(本書「まえがき」より)
『災害列島の正体 ー地学で解き明かす日本列島の起源』目次
第1章 日本列島の「誕生の地」はどこか
第2章 成長してきた日本列島
第3章 日本に地震が起きない場所はない
第4章 熱い「活火山の国」で暮らす備え
第5章 日本列島が逃れられない天災、気象災害
第6章 日本と地球の未来図
【著者プロフィール・鎌田浩毅(かまた ひろき)】[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26633/1418/26633-1418-2d515f334e1561800737da37cd852788-784x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1955年東京生まれ。東京大学理学部地学科卒業。理学博士。通産省(現・経済産業省)を経て1997年より京都大学大学院人間・環境学研究学科教授。京大の全学向けの講義「地球科学入門」は毎年数百人を集め、「京大人気No.1教授」としても名高い。2021年より京都大学名誉教授および京都大学経営管理大学院客員教授。専門は火山学、地球科学。科学をわかりやすく伝え地震、噴火、台風など自然災害の警鐘を鳴らす「科学の伝道師」として活躍。著書に『大人のための地学の教室』(ダイヤモンド社)、『みんなの高校地学』、『地学ノススメ』(ともに講談社ブルーバックス)、『知っておきたい地球科学』、『火山噴火』(ともに岩波新書)など多数。
【書誌情報】タイトル:『災害列島の正体 ー地学で解き明かす日本列島の起源』
定価:1320円(税込)
発行:扶桑社
発売日:2025年9月1日(月)
判型:新書版
ISBN:978-4594098568
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