2025年09月30日04時10分 / 提供:PR TIMES
千葉大学子どものこころの発達教育研究センターの関陽一助教、同大大学院医学研究院の清水栄司教授らの研究グループは、薬物療法を行っても症状が残るパニック症患者さんに対して、医療機関のセラピスト(公認心理師)によるオンラインでの認知行動療法が、通常診療のみを行う場合よりも、有効性が優れていることをランダム化比較試験(注1)により、世界で初めて明らかにしました。
今回の成果により、薬物療法でも症状が十分に改善しないパニック症に対する新たな治療の選択肢となる可能性が示され、外出が難しい患者さんでも自宅で認知行動療法が受けやすくなるメリットも期待されます。
本研究成果は、2025年9月25日(日本時間)に国際医学雑誌BMC Psychiatryのオンライン版に掲載されました。
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