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前立腺がんの骨転移を悪化させる仕組みを解明 ~破骨細胞からの“メッセージ”が鍵に~

2025年07月17日04時40分 / 提供:PR TIMES

千葉大学大学院医学研究院の田村貴明助教、坂本信一准教授、市川智彦教授(当時)は、東京医科大学医学総合研究所の落谷孝広特任教授、吉岡祐亮講師らの研究グループと共同で、骨に転移した前立腺がんが悪性化し、破骨細胞由来の細胞外小胞(Extracellular vesicles: EVs)(注1)が腫瘍進展を加速させることを世界で初めて明らかにし、破骨細胞由来EVsが腫瘍浸潤(周囲の組織に広がること)に先立つ炎症性骨破壊を引き起こすメカニズムの一端を示しました。本研究成果は今後、前立腺がんの骨転移で悪性化した破骨細胞由来EVsを標的とした新規治療法の開発につながる可能性があります。
本研究結果は、2025年6月23日に、国際学術誌Journal of Extracellular Vesiclesに掲載されました。

【本研究のポイント(図1)】

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