2025年05月29日11時15分 / 提供:PR TIMES
株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:名倉健司、以下博報堂)は、土壌微生物技術を活用し、サステナブルな次世代農業を起点とする超循環社会の実現を目指す名古屋大学発のスタートアップである株式会社TOWING(本社:愛知県名古屋市、代表取締役CEO:西田宏平、以下TOWING)に出資しました。
持続可能な社会の実現に向けて、農業分野では、食料の生産・消費・廃棄による環境負荷低減と生産性向上を目指す農林水産省の「みどりの食料システム戦略」など、サプライチェーンから改革を促す取り組みが始まっています。また、ICTやロボット技術、バイオといった先端テクノロジーを活用した農業関連事業を行うスタートアップ企業も注目されています。
TOWINGは、地域の未利用バイオマスの炭化物に同社が保有する土壌由来の微生物群を効率的に選別・培養する技術を用いた農業資材である高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を開発しています。これにより、通常畑で5年かかる土づくりを約1か月で実現するなど、作物の品質向上、収穫量の増加、温室効果ガス削減、資源循環の促進といった効果も確認されています。
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