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CCSの社会実装に向けたLCO2船舶輸送バリューチェーン共通化ガイドラインの発行について

2025年06月02日21時40分 / 提供:PR TIMES

JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:高原 一郎)は、CCSの普及と拡大に向けて、「LCO2船舶輸送バリューチェーン共通化協議会」(以下「協議会」)を設置し、CO2の船舶輸送における仕様共通化を目指し2024年度にガイドラインを策定し、今般交付を開始いたしました。

CCS (Carbon dioxide Capture and Storage、二酸化炭素回収・貯留)を社会実装させる上で、排出源から貯留適地まで大容量のCO2を船舶で長距離輸送することが不可欠です。しかしながら、大容量の液化CO2(Liquified Carbon Dioxide、以下「LCO2」)を輸送できる船舶輸送技術は確立しておらず、各CCS事業で個別に仕様が検討されているのが現状です。また、CO2の船舶輸送は、そのバリューチェーンに複数工程(液化、一時貯蔵、荷役等)が発生するため、それぞれの要素の接続を含め、一連のフローとして検討することが必要です。

このような背景を踏まえ、JOGMECはCCS事業の普及と拡大に向けた支援を目的とし、経済産業省協力のもと協議会を設け、CO2の船舶輸送における仕様共通化および、それに伴う輸送コストの低減を目指しています。

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