2024年06月19日17時40分 / 提供:PR TIMES
【編集長から】中東、そしてアラブの大国でありながら、経済発展や世界戦略の分野でUAE(アラブ首長国連邦)の後塵を拝してきたサウジアラビア。この王国が最近、変わり始めています。親米路線を維持しつつ、中ロとも距離を詰める外交で独自の立ち位置を確保/5000億ドルを投じて建設する未来都市NEOMの中に、巨大な壁に囲まれた全長170キロの直線型都市「ザ・ライン」を建設/脱石油を目指しレアアースの採掘・投資を強化……。首相でもあるムハンマド皇太子の主導の下、UAEに追いつき追い越せと、新路線を次々打ち出しています。もちろん、国際社会は2018年のジャマル・カショギ記者謀殺を忘れていません。人権問題という影を背負いつつ、自らが考える「次の世界」へ猛進する王国の今を、6月18日発売号の特集「サウジの矜持」で紹介します。(長岡)
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