【編集長から】ウクライナ戦争が始まって2年3カ月。日本政府の渡航中止・退避勧告が続く中、今も少なくない日本人がこの異国の戦地に滞在し続けています。長期在住者のほかジャーナリストやボランティアがいますが、最も特徴的なのはウクライナ軍と行動を共にしている義勇兵です。元自衛官だけでなく、軍隊経験が全くない人がどうやって現地で入隊し、どんな戦場体験をしているのか。戦争なき平和国家に育った日本人が異国で戦争を体験することは、日本にとってどんな意味があるのか。フォトジャーナリスト小峯弘四郎さんが渾身のルポと写真で問いかけます。(長岡)