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越境CCSハンドブックを公表

2024年10月20日22時40分 / 提供:PR TIMES

~アジア・太平洋域におけるCO2越境輸送CCSの実現を目指して~

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:高原 一郎)は、「越境CCSハンドブック」(Handbook for CO2 cross-border transport CCS)を作成し、公表しました。本ハンドブックは、2024年2月8日に、経済産業省及びAsia CCUS Networkと共同で開催した「アジア・太平洋域におけるCO2越境輸送・貯留(CCS)に関するワークショップ」の内容を基に国境を越えたCO2の輸送と貯留に関する法的枠組みや国際的なスタンダード、個別のプロジェクトを包括的に取り上げた文書であり、アジア・太平洋域におけるCO2越境輸送CCSの実現に貢献するものです。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12624/821/12624-821-ac59635e9f8459ba5256c58896180342-350x496.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
越境CCSハンドブック(Handbook for CO2 cross-border transport CCS)

 カーボンニュートラルの達成や産業セクターの脱炭素化において、CCS(Carbon dioxide Capture and Storage:二酸化炭素回収・貯留)は欠かすことのできない技術として世界中で検討されています。JOGMECは2024年2月8日に、アジア・太平洋域におけるCO2越境輸送CCSの社会実装への貢献を目指し、経済産業省及びAsia CCUS Network(注1)とともに「アジア・太平洋域におけるCO2越境輸送・貯留(CCS)に関するワークショップ」を開催しました(注2)。

 JOGMECは今般、このワークショップの成果をアジア・太平洋域におけるCO2越境輸送CCSの実現に活かすため、専門家やステークホルダーの講演内容と議論の結果を基にハンドブックを作成しました。内容としては、国境を越えたCO2の輸送と貯留に関する法的枠組みや国際的なスタンダード、プロジェクトの現状と課題、将来の展望などを主軸に取りまとめています。

 なお、本取り組みは、「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)構想」(注3)の推進に貢献するものです。JOGMECは引き続き、CCS事業の社会実装に向けた取り組みを推進し、エネルギーの安定供給とカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。

(注1)Asia CCUS Network
https://acnf.jp/

(注2)【開催報告】CO2越境輸送CCSの法制度・プロジェクトに関する国際ワークショップを開催~アジア・太平洋域におけるCCSの社会実装を目指して~(2024年2月21日)
https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_08_00040.html

(注3)アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)首脳会合(令和5年12月18日 外務省ホームページ )
https://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/ipr/pageit_000001_00123.html

リリース本文はこちら↓
https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_00206.html?mid=pr20241017
d12624-821-ced2fa9d772eb62c047ad7d2a18b0e15.pdf

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