2022年12月15日14時45分 / 提供:PR TIMES
ベストセラー『一汁一菜でよいという提案』(新潮文庫)、その思考にたどり着くまでの料理人生を綴った『一汁一菜でよいと至るまで』(新潮新書)が続々増刷中、累計43万部に達しています。映画『土を喰らう十二ヵ月』の料理監修を務めるなど多方面で活躍中の土井善晴さん。食文化への貢献を評価され、令和四年度文化庁長官表彰も。
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土井さんといえば、長年「おかずのクッキング」など料理番組で、日々の楽しく充実した暮らしのための料理を紹介してきました。その姿は、戦後お茶の間のテレビを通して家庭料理を浸透させた父親の土井勝さんにも通じるものがあります。ベストセラーになっている『一汁一菜でよいという提案』(新潮文庫)、独創的なその思考にたどり着くまでの料理人生を綴った『一汁一菜でよいと至るまで』(新潮新書)には、料理の現場で学んだ過程はもちろん、その背景にある料理や素材にたいする考え方など、土井さん自身の試行錯誤と足跡がいきいきと描かれています。
二冊とも大好評で続々増刷がかかるなか、この10月には若かりし頃に修業して腕を磨いたフランスで講演会も開催するなど、世界に日本の食文化を伝えることにも尽力。その活躍は、文化活動で優れた功績を挙げた人や団体に贈られる令和四年度文化庁長官表彰にもつながりました。それについて土井さんは「国が家庭料理に目を向けてくれたことは初めてのこと、それがなにより嬉しい」と話しています。
文化庁が発表している「功績」はこちらです。
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「日常の食事は、ご飯と具だくさんの味噌汁で充分」との提案により、多忙な現代人であっても気軽に日本の食文化の豊かさや楽しみに触れられるきっかけを作ったこと及び国外での交流活動などを通じて、我が国の食文化の振興・発信に多大な貢献をしている」。
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料理に執筆にトークにと、忙しい現代人にこそ料理の楽しみを伝える、稀有な仕事はこの先もずっと求められ、続くことでしょう。
■プロフィール
1957(昭和32)年、大阪生れ。スイス、フランス、大阪で料理を修業し、土井勝料理学校講師を経て1992(平成4)年、「おいしいもの研究所」を設立。十文字学園女子大学特別招聘教授、甲子園大学客員教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員などを務め、「きょうの料理」(NHK)などに出演する。著書に『一汁一菜でよいという提案』『一汁一菜でよいと至るまで』『くらしのための料理学』、『料理と利他』(共著)など多数。
■書籍データ
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【タイトル】『一汁一菜でよいという提案』(新潮文庫)
【著者名】土井善晴
【発売日】好評発売中。
【本体定価】935円(税込)
【ISBN】978-4101033815
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/103381/
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【タイトル】『一汁一菜でよいと至るまで』(新潮新書)
【著者名】土井善晴
【発売日】好評発売中。
【本体定価】902円(税込)
【ISBN】978-4-10-610950-8
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/610950/
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〈料理監修映画:『土を喰らう十二ヵ月』(https://tsuchiwokurau12.jp/)>
【原案】『土を喰う日々』(新潮文庫)
【著者名】水上勉
【発売日】好評発売中。
【本体定価】605円(税込)
【ISBN】978-4-10-114115-2
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/114115/
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