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糖尿病と診断された方の腎臓病悪化を早期予測!

2025年07月29日05時40分 / 提供:PR TIMES

-新たな指標で生命予後も明らかに-

順天堂大学大学院医学研究科腎臓内科学の合田 朋仁 准教授、村越 真紀 准教授らの研究グループは、共同研究者の広島赤十字・原爆病院内分泌・代謝内科の亀井 望 部長、札幌医科大学内科学講座循環病態内科学分野の古橋 眞人 教授らと、糖尿病と診断された方において、血清クレアチニン(Cr)とシスタチンC(cys)から算出される推算糸球体濾過量(eGFR)の差(eGFRdiff*1)が、腎疾患の進行および生命予後を予測する新たなバイオマーカーとして極めて有用であることを明らかにしました。本研究成果は、日常臨床で簡便に測定可能なeGFRdiffが、糖尿病関連腎臓病における個別化された治療戦略に大きく貢献する可能性を示すものです。さらに、本研究では、古典的な腎機能指標である尿アルブミンやeGFRcrで補正後も、eGFRdiffが腎疾患の進行および生命予後と関連することを見出しました。本論文はJournal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle誌のオンライン版に2025年7月23日付で公開されました。
本研究成果のポイント

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