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漱石、大江の意思を継ぐ「文学」とは? NHKブックス『「新しい時代」の文学論 夏目漱石、大江健三郎、そして3.11後へ』発売

2023年07月25日11時15分 / 提供:PR TIMES

気鋭の批評家が、「一個の生」をキーワードに私たちの生きる態度を問う

NHKブックス『「新しい時代」の文学論 夏目漱石、大江健三郎、そして3.11後へ』が7月25日に発売しました。
「前近代と近代」「戦前と戦後」につづき、3.11の「その前」と「その後」という、第三の時代の‟裂け目”を体験した私たち。社会の形が一変した後の「新しい時代」に、人はどう生きるのか、文学は何ができるのか。気鋭の批評家が、漱石、大江をつないで3.11後の時代を文学から見通します。

[画像1: https://prtimes.jp/i/18219/744/resize/d18219-744-13cdaf6433ecd456ecd9-2.jpg ]

『「新しい時代」の文学論 夏目漱石、大江健三郎、そして3.11後へ』目次

はじめに――「新しい時代」から「新しい時代」へ
第一章 百年の淋しさ――漱石『こころ』からの呼びかけ
第二章 遅れてきた者の遍歴――大江健三郎の戦後
第三章 「新しい時代」の文学に向けて――3.11の「その後」をどう生きるか
終わりに――たったひとつの個の一回限りの生

著者紹介

奥 憲介 (おく・けんすけ)
1969年生まれ。文芸批評家。
慶應義塾大学文学部卒業。東日本大震災、福島第一原発事故をきっかけに文学評論に取り組み始める。
「開高健論─非当事者性というフロンティアを生きる」で2018年すばるクリティーク賞佳作。その他の論考に「共感をめぐる病」(『すばる』2020年5月号)、「神も知らぬ無頼─森崎和江試論」(『三田文學』2021年冬季号)、「不完全な遊戯─石原慎太郎論」(『すばる』2022年7月号)、「愛国と棄国のあいだ─上海の堀田善衛」(『三田文學』2022年秋季号)などがある。戦後文学、現代社会をテーマに文芸誌等に執筆をしている。

商品情報

[画像2: https://prtimes.jp/i/18219/744/resize/d18219-744-9e9cf60621b1beb21dae-0.png ]

書名:「新しい時代」の文学論 夏目漱石、大江健三郎、そして3.11後へ
著者:奥 憲介
出版社:NHK出版
発売日:2023年7月25日
定価:1,650円(税込)
判型:B6判並製
ページ数:256ページ
ISBN:978-4-14-091280-5
NHK出版ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000912802023.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4140912804/

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