2025年06月02日18時15分 / 提供:PR TIMES
パレスチナ・ガザ地区の保健省によると、ガザ南部のラファと中部のネツァリム回廊近くに新設された「ガザ人道財団(GHF)」の配給所で6月1日、食料を待っていたパレスチナ人数十人が殺害され、数百人が負傷した。
国境なき医師団(MSF)はガザ南部ハンユニスのナセル病院で、運び込まれた多数の負傷者に対応。けがを負った人たちはMSFに、ドローンやヘリコプター、ボート、戦車、そして地上のイスラエル兵に四方八方から撃たれたと証言した。
MSFはこのGHFによる援助システムが非人道的であると非難し、ガザで起こっている人為的な大惨事を緩和するには、持続的な停戦と、援助物資を入れるためにガザ境界を直ちに開放することが必要だと訴える。
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