2023年07月13日12時15分 / 提供:PR TIMES
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今年3月に刊行した『牧野富太郎の植物学』は、植物分類学者で高知県立牧野植物園研究員を務めた経歴をもつ田中伸幸が、牧野博士の研究者としての業績や、その意義を明らかにした一冊です。発売直後から注目を集めた本書は、ドラマの好調も追い風となり、このたび3刷が決定しました。
重版を記念し、本書の「はじめに」全文をNHK出版デジタルマガジンで特別公開いたします。
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牧野富太郎は、「日本の植物学の父」と呼ばれ、貧窮の中にあって独学で植物分類学を修め、アカデミズムと対峙しつつも、偉大な業績を残し、植物知識の普及に尽力したとされます。しかし、そうした人物像や人間ドラマばかりが脚光を浴び、研究者としての業績はこれまで十分に顧みられてきませんでした。命名した植物数や集めた標本の数が定まらないのはなぜか? 研究、普及活動の真価とは? 博士と同じ植物分類学者で、連続テレビ小説「らんまん」の植物監修も務める著者が、「天才植物学者」の足跡を追いながら明らかにします。
▼本文の一部を7月10日より公開中!
『牧野富太郎の植物学』本文より、「はじめに」の全文をNHK出版デジタルマガジン(https://mag.nhk-book.co.jp/article/32927)で読むことができます。
著者
田中 伸幸(たなか・のぶゆき)
1971年、東京都出身。国立科学博物館植物研究部陸上植物研究グループ長。
東京都立大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。専門は植物分類学。高知県立牧野植物園研究員、同標本室長、高知大学客員准教授などを経て、2015年4月より国立科学博物館勤務。茨城大学大学院農学研究科客員教授兼任。
山本正江との共編著に『牧野富太郎植物採集行動録 明治・大正篇』『同 昭和篇』(いずれも高知県立牧野植物園)。
商品情報
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書名:『牧野富太郎の植物学』
著者:田中 伸幸
出版社:NHK出版
発売日:2023年3月10日
定価:1,023円(税込)
判型:新書判
ページ数:264ページ
ISBN:978-4-14-088696-0
NHK出版ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000886962023.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/414088696X/
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17411594/
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