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ブラザー、インドに工作機械の新工場が完成

2024年09月23日22時40分 / 提供:PR TIMES

ブラザー工業株式会社(社長:池田和史)の子会社、ブラザーマシナリー(インド)が、インド南部のベンガルール市近郊で建設を進めてきた工作機械の新工場が完成した。日本と中国に続く3カ所目の工作機械の生産拠点で、稼働開始は2024年12月を予定している。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11621/712/11621-712-d8bc8d4530b2bd609154b17e9dd79dc2-2723x1528.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
完成した新工場

ブラザーは、2030年度に向けたブラザーグループビジョン「At your side 2030」において「産業用領域」を注力領域として位置づけており、工作機械を扱う産業機器事業においても大幅な成長を目指している。このたび完成した工場は、工作機械分野での生産強化を担う拠点として、ビジョン実現に貢献するとしている。

インドは、現在世界最多の人口を擁し、今後も人口増加と経済成長が続くことが予想され、自動車・二輪向けを中心に工作機械の需要拡大が見込まれる。ブラザーでは、工作機械のショールームを併設したサービス・サポート拠点として、2021年3月に「ブラザーテクノロジーセンター ベンガルール」、2023年5月に「ブラザーテクノロジーセンター グルグラム」を開設した。また、2022年3月に、ベンガルール市に、ブラザーマシナリー(インド)を設立し、工作機械のアフターサービス、テクニカルサポート、マーケティングを行っている。このたび、ブラザーマシナリー(インド)に生産機能を追加し、ベンガルール市街地から車で1.5時間ほどの距離にあるトムクール地区の日本工業団地(JIT)に新工場を建設した。完成した工場は2024年12月の稼働開始を予定しており、スタンダードモデルのS500Bd1とS700Bd1の生産から始め、二輪や自動車、医療分野など幅広い市場の開拓を目指すとしている。

ブラザーは現在、工作機械を、日本の刈谷工場と中国のブラザーマシナリー(西安)で生産しているが、ブラザーマシナリー(インド)の工場で生産を行うことで、インド国内のお客様に、より短納期で製品をお届けできる体制を構築するとしている。

また、本工場では、CO2排出削減の取り組みとして、屋上に太陽光パネルを設置している。工場の稼働に必要な電力の一部は再生可能エネルギーで賄うことで、年間で約600トンのCO2排出削減を実現する予定としている。

新工場の概要
所在地
J-4, J-7 & J-8 Japanese Industrial Township Vasanthanarsapura 3rd Phase Industrial Area Tumakuru Karnataka, 572138, INDIA
施設用途
工作機械の製造
着工
2023年6月
完成
2024年9月
稼働開始予定
2024年12月
敷地面積
32,100平方メートル
建築面積
6,100平方メートル
建設延べ床面積
7,300平方メートル

ブラザーマシナリー(インド)の概要    
会社名
BROTHER MACHINERY INDIA PRIVATE LTD.
所在地
SB111 112, 1st Stage, 2nd Cross, Peenya Indl Estate, Bengaluru, Karnataka, India 560058
事業内容
工作機械の製造、アフターサービス、テクニカルサポート、マーケティング
(部品の修理と販売、セミナー開催、展示会対応、技術指導等)
設立日
2022年3月28日

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