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パンダが食べ残した⽵からうまれたテーブルウェア「PANDAYS」2023年度グッドデザイン賞を受賞

2023年10月06日18時45分 / 提供:PR TIMES

[画像1: https://prtimes.jp/i/40302/668/resize/d40302-668-b7faee451678f9b9ec7f-0.jpg ]

 アドベンチャーワールド(和歌山県⽩浜町)では、ジャイアントパンダが食べない⽵の幹の部分や食べ残し⽵、た糞を有効資源としてアップサイクルするパンダバンブープロジェクトを行っています。プロジェクトの一環として、パンダが食べ残した⽵の集成材を用いたテーブルウェア「PANDAYS(パンデイズ)」が2023年6月に完成しました。このたび、試作モデルを出品し、「PANDAYS」が2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしましたのでご報告いたします。廃棄せざるを得ない竹の循環活用、竹林の繁茂による竹害という社会課題を啓発するための媒体として、パンダの食べ残しを利用するという点や、日々の暮らしの中で使ってみたくなる道具として魅力的なデザインである事を評価いただきました。
 アドベンチャーワールドはこれからも、自然や資源が循環・再生し、豊かな社会が実現するようにするよう、活動し続けてまいります。

【パンダが食べ残した⽵からうまれたテーブルウェア「PANDAYS」について】

特設サイト:https://www.aws-s.com/pandays/
[画像2: https://prtimes.jp/i/40302/668/resize/d40302-668-e9a241daa1df711fbb6c-1.jpg ]

ジャイアントパンダが食べ残した⽵を集成材へと加工。
和歌山の伝統的な木工技術により製作したテーブルウェアが
「PANDAYS(パンデイズ)」です。
アドベンチャーワールドのパンダたちが食べ残す⽵や⽵の葉を調達する際に廃棄する⽵幹や枝葉は、合わせて年間100トン(※1)にものぼります。
「パンダ(PANDA)と⽵を通じて、地球への想いを毎日(DAYS)食卓に」というコンセプトで、日常生活の中で
資源循環に対する気づきが芽生えることを願い、商品を製作
しました。

(※1) ジャイアントパンダを7頭を飼育していた2022年当時の竹幹・枝葉の廃棄量です。

■プロダクト
バターケース/トレイ/ボウル/マグ/丸プレートなど11アイテム

■プロダクトデザインのポイント
1. パンダが食べ残した、廃棄されるはずの⽵資源を集成材に加工して再利用
2. 和歌山の伝統的な木工技術(※2)により、⽵の強さとしなやかさを活かした機能的なテーブルウェア
3. 食卓で日常的に使っていただくことで、「地球資源の循環」に対する意識を高めていくことに貢献
4. 材料と加工のコストが⾮常に大きいため、使用材料を極力少なくし、加工もできるだけ単純にすることで
シンプルなフォルムに

(※2)和歌山では古くから漆器が作られてきていたが、近年挽物に適した広葉樹が少なく、漆器の素地作りに桧など針葉樹の間伐材を用いる技術が発達していた。間伐材を積層したり、板材を多角形の筒状に張り合わせ轆轤加工することで材料を無駄なく使う技法が特徴。

一般販売については、日程が決まり次第アドベンチャーワールドHPなどでお知らせいたします。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=eM1PieeMLU0 ]

■プロジェクトメンバー
プロジェクトデザイン/クリエイティブディレクション  EVERY DAY IS THE DAY   ⻘山 尋紀 様
プロダクトデザイン                  ヨシタ手工業デザイン室    吉田 守孝 様
木地師(製作)                    株式会社島安汎工芸製作所   島 圭佑 様

[画像3: https://prtimes.jp/i/40302/668/resize/d40302-668-c354234b693bfc963764-2.jpg ]

https://www.everydayistheday.jp
「課題解決」から「可能性創造」へ
EVERY DAY IS THE DAYは、企業や事業、行政や社会の「課題解決」だけでなく、 「可能性創造」をリードする
ブランドエンジニアリングスタジオです。 まだ存在しない可能性にカタチを与え、社会実装し、次の喜びを世界に生み出していく。その挑戦、ジャーニーを私たちとともに。

[画像4: https://prtimes.jp/i/40302/668/resize/d40302-668-567ca6eca8918b3ef7db-3.jpg ]

https://yoshitadesign.com/
「手で触れ五感に感じることを大切にしたい」、「手を動かし道具や素材との対話から気づき着想したい」、 そういう思いから「ヨシタ手工業デザイン室」と名前をつけました。 風土や環境と伝統の豊かさに生かされていることを知り、学び、デザインすることで今日の暮らしに還元していきます。

[画像5: https://prtimes.jp/i/40302/668/resize/d40302-668-15f49e654648b227f662-4.jpg ]

https://www.shimayasu.com/
日本四大漆器の産地「和歌山県」で大正5年(1916年)に創業。 創業以来、歴史と伝統で育まれた紀州塗にどこよりもこだわる。 一つの製品が出来上がるまでの全工程、木取り、組立、塗りの全てを 自社工場で一貫して行い、特に漆器の命である塗りには力を入れています。

[画像6: https://prtimes.jp/i/40302/668/resize/d40302-668-d25be34ce01392f17a1b-5.jpg ]

【グッドデザイン賞とは】
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的な
デザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決に
デザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである
「G マーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org

[画像7: https://prtimes.jp/i/40302/668/resize/d40302-668-7b0e4cd239acf482f54e-6.jpg ]

【パンダバンブープロジェクトについて】
https://www.ms-aws.com/vision/sustainability/policy02/
里山を荒廃させる竹を伐採し、ジャイアントパンダの食事として活用することで里山の環境を守り、これまで廃棄していたジャイアントパンダが食べない竹の幹の部分や
食べ残した竹、糞を有効資源としてアップサイクルを推進するプロジェクトです。

【アドベンチャーワールド「SDGs宣言・パークポリシー」】https://www.aws-s.com/parktheme-sdgs/
アドベンチャーワールドは、「こころにスマイル 未来創造パーク」として、すべての生命にSmile(しあわせ)が溢れる豊かな未来の地球の姿をパークで体現します。パークという”小さな地球”を通して、関わるすべての人の人生が豊かになるように、動物たちの生命がずっとつながっていくように、自然や資源が循環し再生するように、未来のSmileを創り続けていきます。

【SDGsについて】
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年をめざして明るい未来を作るための17のゴールと169のターゲットで構成されています。2015年9月、ニューヨーク国連本部において193の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。
[画像8: https://prtimes.jp/i/40302/668/resize/d40302-668-e3ca9ac62958c0a7c0a8-8.jpg ]

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