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酒類ペットボトルで日本初※1飲食店のビールサーバー「タップ・マルシェ」、「TAPPY」で使用する3Lペットボトルでケミカルリサイクル樹脂を導入

2023年03月28日10時15分 / 提供:PR TIMES

~ペットボトルが循環し続ける社会を目指して~

 キリンビール株式会社(社長 堀口英樹)は、キリンビールが飲食店で展開する「Tap Marche(タップ・マルシェ)」および「TAPPY(タッピー)」のビールサーバー用容器として使用している3Lのペットボトルにおいて、ケミカルリサイクル樹脂を導入します。酒類のペットボトルにおいてケミカルリサイクル樹脂を導入するのは、日本初となります。
※1 当社調べ 国内における「酒類ペットボトル」として(2023年3月時点)

 キリングループは、2020年2月に社会と企業のレジリエンス強化へ向けた新たなビジョン「キリングループ環境ビジョン2050」を策定し、「容器包装を持続可能に循環している社会」を目指すことを宣言しています。また「キリングループ プラスチックポリシー」では、2027年までに日本国内におけるPET樹脂使用量の50%をリサイクル樹脂にすることを掲げています。本目標達成への一環として、この度3Lペットボトルにケミカルリサイクル樹脂を導入しました。
 日本国内における「ペットボトルからペットボトル」への再生率はまだ低く、多くが食品トレーや衣類などの他のペット製品に再生されています。また、回収される廃ペットボトルの一部にはゴミなどの異物が混在しており、リサイクルに適した廃ペットボトルの安定的な確保には課題があります。加えて、現在広く用いられているメカニカルリサイクルは、繰り返し再生することでPET樹脂の品質が低下すると言われています。これに対してケミカルリサイクルは、廃ペットボトルの解重合(化学分解処理)を行い、PETの中間原料まで分解、精製したものを再びPETに重合(合成)することで、廃ペットボトルを精製度の高いPET原料に再生することができます。

[画像1: https://prtimes.jp/i/73077/655/resize/d73077-655-70b050d8292a29b861b5-0.png ]

 「Tap Marché」は、当社が開発した1台で4種類のクラフトビールが提供できるディスペンサーを活用し、飲食店が複数のラインアップの中から自店にあった商品を選び、料理とクラフトビールを合わせた多様な提案が可能なクラフトビール提供サービスです。容器については、複数のクラフトビールの販売に適した3L小型ペットボトル容器を採用し、省スペースで容易に個性豊かで多様なクラフトビールの提供が可能です。
 「TAPPY」はおいしい生ビールを提供するとともに、飲食店が抱える労働力不足などの社会課題を解決する次世代ビールサーバーです。コロナ禍でお客様の飲食店訪問頻度が減少し、1樽あたりの消費期間が長期化していた中、小容量な3L
[画像2: https://prtimes.jp/i/73077/655/resize/d73077-655-bad3d1a921725066c170-1.png ]

ペットボトルを採用することで、大樽に比べて1本を使い切るまでの期間が短いため、よりおいしい生ビールの提供が可能です。また従来の樽詰生ビールサーバーに比べて商品の取り付けやサーバー洗浄が簡易であり、3Lペットボトル容器も、軽量で持ち運びが簡単なことから、飲食店の課題でもある労働力不足の解決にも貢献しています。飲食店従業員の樽詰生ビールサーバーにまつわる作業時間は平均で年間約80時間※2の削減が見込めます。さらには、洗浄や容器交換に伴うフードロスの削減も見込めます。
※2 キリンビール調べ
 キリンビールは、これらのサービスなどにより、お客様に外食ならではの“生ビールのおいしさ”や多様なクラフトビールの飲用機会を提案し、ビール市場の活性化と魅力化を推進しています。
 今回3Lぺットボトルにケミカルリサイクル樹脂を採用することは、容器の持続的な循環につながり、ひいては飲食店への持続的なサービス提案にもつながります。

 キリングループは本取り組みにおいて、お客様やパートナー企業とともに持続的に資源が循環し続ける社会を目指します。

 キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。

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