2023年11月16日18時15分 / 提供:PR TIMES
パリで開催中の「第53回世界肺の健康会議」で11月15日、初めて発表された臨床試験結果が、多剤耐性結核またはリファンピシン耐性結核(MDR/RR-TB)治療に4つの新しい改良型の短期治療法(以下、レジメン)で効果があるというエビデンスを明らかにした。国境なき医師団(MSF)、パートナーズ・イン・ヘルス(PIH)、インタラクティブ・リサーチ・アンド・ディベロプメント(IRD)が主導し、国際医薬品購入ファシリティ(ユニットエイド=UNITAID)が資金援助するチームは、endTBコンソーシアムを結成し、2017年にこの第III相ランダム化比較試験(RCT)を開始。6年にわたる臨床試験の結果は、従来の治療法より短期で、安全性や効力は同等の治療を確立するものとなった。
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