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AnyMind Group、化粧品・美容雑貨領域でブランド流通と自社ブランドの企画・販売を展開するサン・スマイル社の子会社化を決議

2025年12月18日17時45分 / 提供:PR TIMES

SNS・EC・オフライン流通を統合するOMOモデルおよびAIを活用しブランド支援を強化

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18392/622/18392-622-ab70616eb40aa30bd89e559abb8fd066-1200x675.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

AnyMind Group株式会社(読み:エニーマインドグループ、代表取締役CEO:十河 宏輔、以下「当社」)は、当社の完全子会社であるAnyMind Japan株式会社を通じて、化粧品・美容雑貨領域でブランド流通と自社ブランドの企画・販売を展開する株式会社サン・スマイル(代表取締役社長:田中徳也、以下「サン・スマイル社」)の全株式を取得し、子会社化することを決議しましたので、お知らせします。

当社では、M&Aを通じた事業基盤の強化を継続的に進めており、本件は13社目、うち日本企業としては7社目のM&Aとなります。
■背景・狙い
当社は2016年にシンガポールで創業し、アジア15ヵ国・地域でブランド企業に対し、EC・マーケティング・流通を一体で支援するBPaaS(Business Process as a Service)モデルを展開してきました。日本市場を含むアジア各国において、ソーシャルメディア(*1)を通じた情報接触や購買行動の変化を背景に、当社はソーシャルメディアマーケティング(*2)およびソーシャルコマース(*3)を軸とした事業展開を進めています。

特に美容・パーソナルケア領域においては、SNSを起点とした情報接触やコンテンツ視聴を通じて購買意欲が高まり、ECでの購買を経て、実店舗での販売へと波及していく消費者行動が定着してきています。2025年夏以降、日本市場で本格展開が進むTikTok Shopなどを中心に、視聴から購入までをオンライン上で完結できるソーシャルコマースの拡大により、ブランドの認知形成から購買に至るプロセスにおいて、デジタルチャネルの果たす役割は一層高まっています。

こうした市場構造の変化を踏まえ、当社は2025年10月にNADESHIKO Beauty株式会社を完全子会社化し、商品レビュー等の縦型ショート動画を中心としたコンテンツを自社メディアとして継続的に創出する体制を構築することで、認知から購買検討に至るプロセスにおける支援を強化してきました。

今回のサン・スマイル社のグループ加入により、当社はソーシャルメディアマーケティングおよびEC支援に加え、オフライン流通までを含めたブランド支援体制を構築します。これにより、両社がそれぞれ有する顧客基盤を相互に活用し、サン・スマイル社の支援ブランドに対してはマーケティングおよびEC支援を、当社の既存顧客に対してはオフライン流通を含めた展開支援を提供するなど、相互のクロスセル機会を拡大します。さらに、SNS・ECで創出された需要を実店舗での販売につなぐまでを、一貫して支援できる体制を整えます。

また、オンラインとオフラインを分断せず一体として設計・活用する「OMO(Online Merges with Offline)モデル」(*4)の観点でも、オンライン(SNS・EC)で蓄積されるデータと、サン・スマイル社が有するオフライン流通に関するデータや知見の統合により、販売チャネルを横断した需要創出とブランド成長の最適化に取り組みます。

当社は、AIネイティブなオペレーション基盤とデータ分析・活用の仕組みを中核に、商品企画からマーケティング、販売、流通までを横断的に進化させ、ソーシャル、EC、オフライン流通が有機的に連動する次世代のブランド支援インフラの構築を進めていきます。

1:ブログ、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、動画共有サイトなど、利用者自身が情報を発信・共有し、双方向のコミュニケーションを通じて形成されるメディア

2:ソーシャルメディアを活用し、認知拡大、ブランド構築、顧客との関係強化などを目的として行われるマーケティング活動の総称

*3:ソーシャルメディア上での投稿、レビュー、ライブ配信などの交流を通じて、商品の発見から購買までを一体的・シームレスにつなげる販売手法

*4:実店舗とECサイト、アプリ、SNSなど、あらゆるチャネルで取得される顧客データを統合し、オンラインとオフラインを横断した一貫性ある顧客体験を提供する手法
■サン・スマイル 代表取締役社長 田中 徳也 氏のコメント
当社はこれまで、化粧品・美容雑貨領域において、商品企画力と流通ネットワークを軸に、ブランドの価値創出と市場拡大に取り組んできました。近年、SNSやECを起点としたブランド形成が加速するなかで、オンラインとオフラインを横断した一貫性のあるブランド支援や、データ活用を前提とした事業運営の重要性はますます高まっていると認識しています。
今回、AnyMind Groupに参画することにより、当社が培ってきた流通・企画の強みと、ソーシャルメディアマーケティング、EC、AI活用に強みを持つAnyMindのアセットを掛け合わせ、ブランド企業に対してこれまで以上に高度な支援を提供できると考えています。今後は、両社の知見と基盤を組み合わせることで、ブランド成長を支える新しい仕組みの構築を加速させ、日本市場における価値創出をさらに進化させていきたいと考えています。
■AnyMind Group 代表取締役CEO 十河 宏輔のコメント
SNS発の情報接触を起点に、EC、そして小売へと購買行動がシームレスにつながる市場構造が一段と進むなか、ブランド企業の成長に必要とされる支援の在り方も大きく変化しています。
サン・スマイル社が長年にわたり築いてこられた全国規模の流通ネットワークと企画力は、当社のBPaaSモデルが持つブランド支援機能と非常に高いシナジーを感じております。

両社の強みを掛け合わせることで、オンラインとオフラインを融合したOMO支援を一層強化し、AIを活用したオペレーション高度化やデータドリブンなマーケティングを実現することで、AI時代の次世代小売モデルを共に構築していきたいと考えています。生産性向上と成長可能性の拡大を両立する新たな価値創造を通じて、国内外のブランドが日本市場で長期的に成長できる環境づくりを今後も加速してまいります。

【参考】
米国・アドバンスドクリニカルズ|SNS発のバズをECと店舗につなぐ統合戦略で、日本市場の売上が26倍に

■株式会社サン・スマイルについて
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18392/622/18392-622-fe8f27559e5734bba084e8e9de4d9a6a-466x78.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

サン・スマイル社は1997年の創業以来、化粧品・美容雑貨領域でメーカー・流通・卸売の三機能を有する事業モデルを展開しています。自社ブランド開発、海外ブランドの日本展開支援、全国の小売店への流通まで一貫して担える体制を強みに、幅広い商品提供と強固な小売ネットワークを基盤とした事業を確立しています。

会社名:株式会社サン・スマイル
所在地:東京都港区六本木3-5-27 六本木山田ビル3F
代表者:代表取締役社長 田中 徳也
事業内容:化粧品及び美容雑貨の企画・販売・ODM
URL:https://sunsmile.co.jp

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18392/622/18392-622-3232210ce0abc2270e8fd45ab022435c-1092x288.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]■AnyMind Groupについて
AnyMind Groupは、2016年にシンガポールで創業し、アジア市場を中心に15ヵ国・地域に拠点を構えるテクノロジーカンパニーです。ソーシャルマーケティングやソーシャルコマースを起点に、ECからオフライン流通までを横断するBPaaS(Business Process as a Service)モデルを通じて、データとオペレーションを一体的に提供し、ブランド企業の事業成長を支援しています。東証グロース上場(証券コード:5027)

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