2023年03月24日12時40分 / 提供:PR TIMES
マンガ・イラストを描くのは、人気イラストレーターのながしまひろみさん!
2023年3月23日(木)に株式会社ポプラ社(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:千葉均)から『哲学のメガネで世界を見ると』が発売されました。 本作品は、簡単に答えの出ない問いに向き合っていかざるを得ない、今の時代の子どもたちに身に着けてもらいたい「考え方の型」を分かりやすく解説する1冊です。
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Amazon>>https://www.amazon.co.jp/dp/4591177432/
書誌情報>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4900349.html
なぜ今「哲学」なのか?
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様々な価値観があふれ、変化の激しいこの時代。
子どもたちに幸せに生きていってほしいというのは誰しもが願うことだと思いますが、そのために必要となる力、子どもたちに身につけてほしい力も、大きく変化しています。
大きな流れとして感じるのは、「勉強ができる・頭のいい子」である以上に、 “考える力があること”、“自分で選択できること”、“流されない強さ”などの「生きていく力」を養うことが重要視されているということ。
そして、その「生きていく力」「生き抜く力」に一番必要なことこそ、“哲学”ではないでしょうか。
ここでいう“哲学”とは、過去の哲学者の考えたことを知識として知っている、ということではありません。“哲学”というのは本来、人が生きるなかで出会ういろいろな疑問や“もやもや”を、ゆっくりじっくり考える活動のことをいうのです。
本書では、「こども哲学」の第一人者である立教大学教授の河野哲也先生の監修のもと、子ども同士が、また子どもと大人が語り合いながら考えを深めていく「哲学対話」のエッセンスを、一人でも体験できるように本の形に落とし込みました。
“哲学”的な考え方を身につけるということは、自分の頭で考えられること、人の考えにも思いを馳せられること、そうして自分の考えや、自分の今いる位置を俯瞰して捉えることができること、につながっていきます。
それは取りも直さず「視野が広がる」ということであり、自分自身の生きやすさに繋がるのはもちろん、他者への想像力を育み、自分の周囲の人の生きやすさにもつながっていくはずです。
それこそまさに、正解も結論もないような疑問や“もやもや”に直面していかざるを得ない、今の時代の子どもたちに、手渡してあげたい力ではないでしょうか。
本書の特長1.:読みやすい“漫画”で、1つの問いを少しずつかみ砕く
漫画のストーリーを追っていくだけで、主人公と一緒に「キミは学校に行きたい?」という1つの問いを、少しずつかみ砕いて、深く考えられるようになっています。優しいタッチの漫画とイラストで、読書が苦手なお子様でも読みやすい仕様です。
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本書の特長2.:「自分自身はどうか」を、ワークを通して考られる
漫画の間にはさまれたワークでは、疑問に思ったことをどうやって考えていけばよいのか、その「考え方」のポイントを、順を追って解説しています。ここでは、読者の子どもたちが、自分のことを自分自身で考える体験もすることができます。
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本書の特長3.:すぐに役立つ「考え方のノウハウ」がたくさん!
漫画やワークを通して、すぐに使えて一生役立つ「考え方のノウハウ」をたくさん紹介しています。自分の考えを深めることはもちろん、自分の考えを伝えたり、相手の考え方を尊重するためのヒントも。
<例えば…>
★ハテナのメガネで見てみよう
「なんで?のメガネ」「もしものメガネ」「そもそものメガネ」などのメガネをかけて、「なんで?」「もし○○だったら?」「そもそも○○って?」などと問いかけてみることで、考えを深めていこう!
★鏡に向かって問いかけよう
考えを深めていくためには、「どうしてそう考えたのか?」を考えることが重要。頭の中で自分に問いかけるのが難しいときは、鏡にうつる自分に向かって問いかけてみると、自分の本当の気持ちに近づくことができるよ。
★ちがう意見も受け止めよう
自分とはちがう意見というものは、生きていれば必ず出会うもの。そんな時にすべきなのは、相手を論破することではなく、相手が「どうしてそんなことを言っているのか」を知ろうとすること。ここでも「ハテナのメガネ」が役に立つよ!
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事前読者モニターの全員が、「この本を子どもに読んでほしい」と回答!
発売前の事前読者モニターへのアンケートでは、「この本を子どもに読んでほしい」と保護者の方全員にご回答いただきました。
<保護者の方からのコメント>
・「考える」ということの大切さが、こんなにもわかりやすく書かれた本に感動しました。(ふわはねさん)
・世の中は絶対にこれが正しいという正解ばかりではないということが知れるすてきな絵本。 (いとかさん)
・色んな人と会話して、色んな考えに触れて、自分の考えを深めていく。まさに今子どもたちにしてもらいたいことだなと思いました。 (pacaさん)
・学校に行くか行かないか、小学生にとってとても身近なことからたくさんのことを考えられるいい本だと思った。 (十万夢月さん)
・じっくり考えればその先に何かみえることは経験からもわかっているが、そのことを自分の子ども達に伝えることの難しさを感じています。これからの子ども達の将来に向けた羅針盤のような役目の本。 (あけちゃんさん)
・この本を読んだ娘が、なぜいやなのかを考えて言葉にするようになったことは、彼女にしてみると小さいけれど確実な一歩を踏み出したように思えます。 (ゆうかのママさん)
<子どもたちからのコメント>
・ハテナのメガネをかけて、じっくり考えてなやんだ気持ちをかるくできたらいいなと思います。(ゆうかさん)
・『考えつづけることの大切さ』がよく分かりました。(ゆうすけさん)
・これからは自分の意見も大切にしながら、相手の考えについても考えていこうと思いました。(どんさん)
※事前に読んでいただいた読者モニター、保護者の方24名、お子様16名への調査結果です。
監修者のことば/「こども哲学」をおすすめします
「こども哲学」とは、子どものために、子どもとともに行う対話型の哲学のことです。哲学といっても、過去の哲学者の考えを知っている必要はありません。身近なテーマでも、ほりさげて、ふだんは考えないで流してしまっているところまで、しっかり考えてみようとする活動です。
「ほりさげて」「しっかり考える」。なんだかむずかしく思われるかもしれませんが、みんなで話しあいながら考えると、自然とそれができるものなのです。みんなが、自分が思ったことをすなおに話して、それにほかの人が質問して、みんなでう~んとじっくり考えてみる。
この本では、そうした対話を行うための流れを、絵とセリフで表現しています。
この本を読 んでいくと、自然に、自分の問いを自分で深めて考えていく習慣をつけることができるようになります。この本では、学校についての問いをじっくり考えたけれど、あなたはあなたで、自分自身の問いを、この本の流れにそって(まったく同じ順序でなくてもいいのです)考えてみましょう。
この本を読んで、ゆたかに考えて、ゆたかな人間関係を築けるようになってほしいと思います。
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河野哲也(立教大学教授)
※本文より一部抜粋しています
著者情報
監修:河野哲也(立教大学教授)
立教大学文学部教授、NPO法人こども哲学おとな哲学アーダコーダ副代表理事。慶應義塾大学文学研究科後期博士課程修了、博士(哲学)。専門は哲嘉子学、倫理学、教育哲学。著書に 『じぶんで考えじぶんで話せる こどもを育てる哲学レッスン 』『「こども哲学」で対話力と思考力を育てる』(河出書房新社)ほか。
文・構成:菅原嘉子
ライター・編集者。児童書、実用書などを中心に、企画・取材から構成・執筆まで、本づくりに関わる作業をマルチにこなす。近刊に『いつか選挙に行くキミに知っておいてほしいこと』全3巻(学研プラスほか)
絵・漫画:ながしまひろみ
北海道生まれ。漫画家、イラストレーター。著書に漫画『やさしく、つよく、おもしろく。』(ほぼ日ブックス)、絵本『そらいろのてがみ』(岩崎書店)、『鬼の子』全2巻(小学館)、絵本『そらいろのてがみ』(岩崎書店)ほか。
書誌情報
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『まんがで哲学 哲学のメガネで世界を見ると』
監修/河野哲也
文・構成/菅原嘉子
絵・漫画/ながしまひろみ
定価:1,760円(10%税込)
ISBN:978-4-591-17743-3
210mm x 180mm
Amazon>>https://www.amazon.co.jp/dp/4591177432/
書誌情報>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4900349.html
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