新国立劇場(東京都渋谷区)では、開場25周年シーズンの締め括りに、プッチーニ永遠の青春オペラ『ラ・ボエーム』を大野和士指揮で上演いたします。『ラ・ボエーム』はパリを舞台に、詩人ロドルフォとお針子ミミの儚い愛、そして明日の成功を夢見る若き芸術家たちの貧しくも自由な生活を描いたラブストーリーです。パリの町を俯瞰するような粟國淳演出の舞台は豪華にして繊細で、愛と喪失の物語を映画のように描き出します。夢を追い懸命に生きる若者たちの物語は、いつの時代も感動を呼び続けています。世界中で愛される『ラ・ボエーム』は、初めてのオペラ鑑賞にもお勧めです。