新国立劇場(東京都渋谷区)オペラパレスに、リヒャルト・シュトラウスの衝撃作『サロメ』が登場します。『サロメ』はオスカー・ワイルドの耽美的、退廃的な戯曲を、R.シュトラウスが極彩色の音楽でオペラ化したスキャンダラスな傑作。クライマックスの「7つのヴェールの踊り」は、サロメが身にまとったヴェールを剝ぎ取りながら妖艶な踊りを披露する、官能美と緊迫感に満ちた見せ場です。シュトラウスで特に評価の高いトリンクスの指揮、ペンダ、ストーレイ、トマソンら世界最高峰の旬のキャストを揃え、妖しくも美しいエファーディングの決定版演出で『サロメ』の魅力をお伝えします。