2025年09月20日04時40分 / 提供:PR TIMES
北米地域でのCDR事業モデルの構築を推進
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒井則明、以下「出光興産」)は、9月中旬に海洋アルカリ化※(Ocean Alkalinity Enhancement、以下「OAE」)を用いて、大気中のCO2除去(Carbon Dioxide Removal、以下「CDR」)に取り組むスタートアップ企業のVycarb Inc.(本社:米国、以下「Vycarb社」)に出資しました。当社はVycarb社への出資を通じ、OAEに関する知見を獲得し、北米におけるCDR事業モデルの構築を推進します。なお、出資は出光アメリカズホールディングス(本社:米国、社長兼CEO:杉原啓太郎、当社100%子会社、以下「IAH」)を通じて行いました。
※水中に溶解しているCO2を、石灰石などの自然界に存在するアルカリ性鉱物に固定化するCDRの手法。水中のCO2濃度を下げることで大気中のCO2が海水や河川水に溶け込みやすくなるため、結果として大気中のCO2の除去に寄与する。
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