2024年04月10日18時45分 / 提供:PR TIMES
アンモニア処理装置とともに、2025年中に納入予定
◆ 2050年頃までの国際海運のGHG排出ネットゼロ達成に向け、アンモニア燃料の活用を目指す
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三菱重工グループの三菱造船株式会社(社長:上田 伸、本社:横浜市西区、以下、三菱造船)は、株式会社ジャパンエンジンコーポレーション(社長:川島 健氏、本社:兵庫県明石市、以下、J-ENG)から、アンモニア燃料供給装置(AFSS:Ammonia Fuel Supply System)およびアンモニア処理装置(AGAS:Ammonia Gas Abatement System)を受注しました。
AFSSはアンモニア燃料をJ-ENGが開発する舶用アンモニア燃料エンジンへ供給し、AGASは余剰アンモニアを安全に処理します。今回受注したAFSS、AGASの各システムは、統合制御装置により遠隔で自動制御されます。三菱造船は、これらのシステムを2025年中にJ-ENGへ納入予定です。
国際海事機関(IMO:International Maritime Organization)が掲げる、2050年頃までの国際海運のGHG(温室効果ガス)排出ネットゼロ達成には、旧来の化石燃料から環境負荷の小さい次世代燃料への転換が不可欠です。アンモニアは燃焼してもCO2を排出しないため、海事業界の脱炭素社会構築に貢献する燃料として期待されています。
三菱造船は、三菱重工グループが戦略的に取り組むエナジートランジションの一環として、これまでの輸送船建造で培ったアンモニアハンドリング技術や知見を結集させ、舶用アンモニアハンドリングシステムメーカーとして安全性と信頼性を重視した製品を供給するとともに、海洋システムインテグレーターとしてアンモニア燃料船の造船エンジニアリングサービスや建造支援などお客様のニーズに合わせたサービスをこれからも提供することで、海上物流のさらなる発展と地球規模での環境負荷低減に貢献していきます。
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■三菱重工業株式会社
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