2023年04月25日15時15分 / 提供:PR TIMES
順天堂大学 難病の診断と治療研究センターの杉浦歩 講師、岡崎康司 教授、近畿大学 理工学部生命科学科の木下善仁 講師(順天堂大学 難病の診断と治療研究センター)、千葉県こども病院の村山圭 部長(順天堂大学 難病の診断と治療研究センター)、および埼玉医科大学小児科の大竹明 特任教授らの共同研究により、臨床的意義の不明なバリアント(*1)(VUS(*2))の網羅的解析により、意義付けすることで、遺伝子診断の迅速化を実現しました。また、RNAシーケンス(*3)やプロテオーム解析(*4)を組合わせて行うことによって、従来の遺伝子診断法のパネル解析(*5)や全エクソーム解析(*6)では診断がつかなかった症例を確定診断に導くことができました。本成果により、遺伝子診断の迅速化が図られると共に評価済みの遺伝情報をデータベース登録することで公共データベースの拡充に寄与しました。本論文はJournal of Medical Genetics誌(Impact Factor [JCR]: 5.945)のオンライン版に2023年4月13日付で公開されました。
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