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仏Orange社のフィールド実証において、富士通の光伝送装置「1FINITY T900」が低消費電力を保ったまま1,600kmの長距離大容量伝送を達成

2025年06月05日17時40分 / 提供:PR TIMES

当社は、フランスの通信事業者であるOrange S.A.(以下、Orange)とともに、当社の大容量光伝送装置「1FINITY T900シリーズ」をOrangeの実環境で評価検証し、その結果、低消費電力を保ったまま、約1,600kmの伝送を達成しました。これにより、消費電力を低く抑えながら、長距離・大容量伝送が可能であることを実証しました。
データ需要と消費電力の増大は世界中の課題となっており、通信事業者には高速・大容量伝送に加え、省電力性が強く求められています。特に高いエネルギーコストの増大が深刻化しており、多くの通信事業者は、環境の持続性とコスト削減の観点で、さらなる消費電力の削減を目指しています。
本検証は、Orangeの実環境での長距離伝送試験として、フランスのランニオンにあるOrange Innovation Labsにて実施されました。Orangeは、当社の「1FINITY T900」が、すべての伝送レートにおいて低い消費電力であり、毎秒800ギガビット(Gbps)での伝送レートにおいては、150ワット未満の消費電力を保ったまま、少なくとも1,600kmの伝送距離を達成したことを確認しました。

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