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米国GreenFire Energy社と次世代型地熱システムの共同展開に関する協業契約を締結<English follows>

2025年09月10日03時10分 / 提供:PR TIMES

東洋エンジニアリング株式会社(代表取締役 取締役社長 CEO: 細井栄治、以下 TOYO)は、米国の地熱開発事業者であるGreenFire Energy Inc.(以下GFE社)と、GFE社がもつ先進地熱システム(AGS: Advanced Geothermal System)である同軸二重管方式クローズドループ技術*を、アジア太平洋地域において共同展開するための協業契約を締結しました。TOYOはGFE社と協業し、実証試験の候補地の特定と事業化調査を実施します。

背景
地熱発電は、時間帯や天候の影響を受けないことが特徴で、地熱貯留層から坑井を通じて取り出した蒸気でタービンを回して発電します。クローズドループ技術は新しい地熱発電の方法で、GFE社の技術は、地上から注入する水が地下二重管を通り、戻る間に回収する熱で発電する同軸二重管方式となります。従来型の地熱開発には、地下水、地熱貯留層、熱源の三要素が必要ですが、当技術においては、熱源が確保できれば、地下水、地熱貯留層がなくても多様なフィールド条件での適用が期待できます。

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