2025年05月16日23時40分 / 提供:PR TIMES
海洋・湖などで「分解」にどれだけの時間がかかるのか簡便に評価できます
NEDOの委託事業である「海洋生分解性プラスチックの社会実装に向けた技術開発事業」(以下、本事業)において、海洋・湖などの水環境下での生分解を実証する評価手法の国際規格ISO16636:2025(以下、本規格)が発行されました。この評価手法は、海洋生分解性プラスチックの社会実装を迅速化するため、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)が本事業の一環で開発したものです。
本規格で規定される評価手法は従来のものとは異なり、大掛かりな試験設備が不要で、かつ試験実施者のスキルや経験などの個人差によらない簡便な方法です。また、淡水系を含めた水環境のどこででも試験を実施可能である点も本規格の特徴の一つです。
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