2025年06月07日12時40分 / 提供:PR TIMES
戦後、アジア各地で行われた“戦犯”裁判により処刑、獄中死された方々の遺書遺稿集。1953年刊『世紀の遺書』から85篇を新字体、現代仮名遣いにして復刊。解説は歴史学者のジェイソン・モーガン麗澤大学准教授
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『世紀の遺書』は、戦後日本に蔓延する偽りの歴史を覆す力を持つ一冊であることを知り嬉しく思う。なぜ偽りの歴史を覆す力を持っていると思うかというと、『世紀の遺書』の中に存在する、過去の日本人の本当の顔、本当の声、本当の心が現在に活き活きと伝わるからだ。戦後日本では敵とその協力者が作ったプロパガンダが絶えず循環し、素直に人の話を信じる日本人がそのプロパガンダの渦に巻き込まれて溺れてしまった。この構図から脱却し、戦後レジームそのものを倒す能力が十分にあると、『世紀の遺書』を読みながら強く思った。
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