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工場の廃棄物を活用した、植物の成長を促進する植木鉢で循環型社会に貢献

2025年08月28日07時10分 / 提供:PR TIMES

アイシングループ「シーヴイテック」と老舗植木鉢メーカー「丸俊セラミック」が共創

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老舗植木鉢メーカーの有限会社丸俊セラミック(本社:愛知県碧南市、代表取締役:井澤俊大)とアイシングループの株式会社シーヴイテック(本社:愛知県田原市 取締役社長:井上敦之)は、産業廃棄物「バレル研磨汚泥」の売買基本契約を締結し、2025年8月27日(水)より取引を開始しました。本取り組みでは、これまで廃棄されていた汚泥をアップサイクルし、植木鉢として再生させることで、持続可能な循環型社会の実現をめざします。

丸俊セラミックは、シーヴイテックの自動車部品製造工程から排出される「バレル研磨汚泥」を植木鉢用粘土に配合し、独自の植木鉢成形・焼成技術を活かして “植物の成長を促進する”新しい素焼鉢の開発に成功しました。この汚泥には鉄が豊富に含まれており、鉢からの溶出によって植物の根に活力を与えることが対照実験により確認されています。従来の素焼鉢が持つ通気性・保水性による「枯れにくさ」に加え、鉄分による「活力効果」が加わることで、植物の生育をさらに活性化させることが期待されます。

アイシングループは、豊かな自然と共生する社会の実現をめざし「自然共生社会」「循環型社会」「脱炭素社会」の3つの社会構築に取り組んでいます。今回はその一環として、産業廃棄物として処理されていた「バレル研磨汚泥」が、焼き物の原料である粘土との高い親和性に着目し、アップサイクルの可能性を探ってきました。今回のプロジェクトは、焼き物の産地として知られる愛知県の地元企業との連携を通じて産業廃棄物に価値を見出し、環境と地域産業の持続的な活性化に貢献していきます。
バレル研磨汚泥を配合した植木鉢の対照実験
植木鉢でオンブーを生育
左(1番) 配合していない植木鉢 / 右(4番) 配合した植木鉢
2024年4月29日から2025年8月7日まで466日間生育
情報提供:(有)丸俊セラミック
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10月『ハニトネ』から販売することが決定

丸俊セラミックは、地方のものづくり産業をデザインの力で盛り上げる活動をしている株式会社RW(本社:愛知県名古屋市 代表取締役:稲波伸行)のデザイン力を活かし、今回のアップサイクルから生まれた“植物の成長を促進する植木鉢”を新ブランド『ハニトネ』として立ち上げました。
2025年10月から専用WEBサイトで販売を予定しています。
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[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/112940/149/112940-149-7a2d41692db1d1981c1ee0fa0fbec4b5-742x985.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

ハニトネとは 「埴(はに)土物」と「根」を組わせた造語です。
植物が健やかに育つためには根に空気を効率よく与えることが重要であり、用土にも多くの空気を取り入れることが大切になります。ハニトネ鉢に変えれば植物がより元気に育つ、という想いから名付けました。植物の生育には欠かせない「根」に着目した植木鉢ブランドです。

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