2025年05月01日14時40分 / 提供:PR TIMES
ハルシネーションの抑制でAIチャットボットの信頼性を向上
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:新宮 達史、本社:東京都港区、略称:CTC)は、金融機関向けのアプリケーション、システム基盤、AIサービス群を提供する「C-NOAH(シー・ノア)」に、AIガバナンスを強化する機能を追加しました。Dynamo AI(本社:米カリフォルニア州、CEO:Vaikkunth Mugunthan)のAI監査ツール「Dynamo Guard」を活用して、AIが誤った情報を生成する「ハルシネーション(幻覚)」を抑制し、C-NOAHのAIチャットボットの信頼性の向上につなげます。
近年、業務の高度化や効率化を目的に、生成AIを活用する企業が増えている中、事実に基づかない誤った情報をAIが生成するハルシネーションと呼ばれる現象が課題となっています。生成AIは、不適切なプロンプトの内容や、質・量が不十分な学習データを要因としてハルシネーションが発生することがあり、企業は、プロンプト作成の教育や学習データの定期的な見直し、業務で利用する範囲を制限するなどの対策を講じています。
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