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首都圏中古マンション市場 2025年7月度レポート ──横浜・川崎エリアに見る「一時的高騰」と「川崎市中原区の都心三区化」

2025年08月22日17時15分 / 提供:PR TIMES

2025年7月、東日本不動産流通機構(通称:レインズタワー)が公表した「サマリーレポート」によると、首都圏中古マンション市場は1990年9月、バブル経済の最終局面以来となる高水準に達しました。すなわち、バブル崩壊から30年以上を経て、再び市場は過去のピークを意識する段階に突入したといえます。今回の数値は「価格の水準」を示しており、実際の体感としては多くの消費者にとって「中古であっても手が届かない水準」にまで高騰している状況です。
東京都23区の価格牽引力
今回の高騰を牽引した最大の要因は、取引数量の圧倒的に多い東京都23区の動きです。首都圏全体の数字は「東京都の動向」に大きく左右されますが、足元の動きを丁寧に見ると、東京都23区以外の神奈川県・千葉県・埼玉県については、むしろ横ばいか微減傾向が鮮明になっています。

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