2025年10月12日10時40分 / 提供:PR TIMES
株式会社JSOL(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永井健志、以下 JSOL)は、内藤証券株式会社(大阪府大阪市、代表取締役社長:濱剛、以下 内藤証券)に対し、CybelAngel社※1(フランス)の外部攻撃対象領域管理ソリューションである「CybelAngel」およびJSOLのCSIRT運用支援サービスの提供を開始しました。本取り組みにより、フィッシング攻撃やなりすまし、不正アクセスなどの高度化する脅威を早期に検知し、リスク評価からアカウント停止・不正ドメイン削除・パスワードリセットなどの是正対応を迅速に実施できるセキュリティー体制を構築し、顧客の資産を守る体制を実現します。なお、CybelAngelの全モジュールを導入するのは、国内の金融機関では初めてとなります。
【背景】
今年に入り、証券会社の顧客に対するフィッシング攻撃や偽サイトによる情報流出の被害が拡大しています。金融庁の調査によると、2025年1月から8月に発生したインターネット取引サービスへの不正アクセス・不正取引の発生件数は1万5,000件を超え、不正取引額は6,770億円に達しており、金融機関を狙った攻撃は深刻化しています。一方で、従来のセキュリティー製品においては、外部脅威の誤検知が課題となっています。また、脆弱なまま見過ごされている自社資産や、データ侵害・アカウント乗っ取り・悪意のある不正ドメイン・ダークウェブ上での攻撃計画や情報公開、SNS上のなりすましといった、情報漏えいおよびその悪用リスクについて、これまで見落とされているケースも見受けられます。
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