株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:佐藤俊美)は、建物のCO2排出量予測システム「カーボンデザイナー」の機能を拡張し、建物の仕様が未確定な計画初期段階からホールライフカーボンの算出と削減取り組み効果のシミュレーションが可能になりました。これにより、ホールライフカーボン削減に向けた方針策定をより早期から支援します。
1.背景
政府が2025年4月に「建築物のライフサイクルカーボンの削減に向けた取組の推進に係る基本構想」(※1)を策定するなど、建物のホールライフカーボン(ライフサイクルカーボン)(※2)の削減に対する関心が高まっています。