今行動を起こせば状況を好転させられると楽観的な見解を示す
MSC(海洋管理協議会)が世界海洋デー(6月8日)と国連海洋会議(6月9日~13日)に先駆けて調査を実施したところ、世界中の科学者たちは、海洋の生物多様性は脅威にさらされているものの、今行動を起こせば将来に向けて守ることができると考えていることが明らかになりました。
国際的な調査分析機関であるグローブスキャンが調査結果を分析したところ、調査に応じた海洋や水産資源等に関する専門家約60名のうち3分の2以上が、海洋の健全性と生物多様性に対する最大の脅威として気候変動を挙げており、過剰漁獲と生息域の変化による影響も上位に挙げました。