旬のトピック、最新ニュースのマピオンニュース。地図の確認も。

アストロスケール、大型衛星デブリの接近・観測ミッションについてインドのNSILと打上げ契約を締結

2025年09月12日23時40分 / 提供:PR TIMES

2027年春にインドのサティシュ・ダワン宇宙センターより打上げ予定

持続可能な宇宙環境を目指し、軌道上サービスに取り組む株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、創業者兼 CEO 岡田光信)の日本子会社である株式会社アストロスケール(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 加藤英毅、以下「アストロスケール」)はこの度、大型の衛星デブリを対象に接近と観測を行う「ISSA-J1(イッサジェイ、In-situ Space Situational Awareness - Japan 1の略)」のミッションに関して、インド政府宇宙庁傘下のセントラル・パブリック・セクター・エンタープライズであるNewSpace India Limited(以下「NSIL」)との間で PSLV(極軌道打上げロケット、Polar Satellite Launch Vehicleの略)を使用する打上げ契約を締結したことをお知らせいたします。

アストロスケールは、「SBIR制度」(スタートアップ等による研究開発を促進し、その成果を円滑に社会実装し、それによって我が国のイノベーション創出を促進するための制度)において、スタートアップの大規模技術実証を支援する、文部科学省・中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金事業)の宇宙分野の補助事業者として採択され、「軌道上の衛星等除去技術・システムの開発・実証」に取り組んでいます。大型の衛星2機を対象デブリとした近傍での撮像・診断を行う衛星「ISSA-J1」の開発は、現在設計の最終段階にあり、運用準備およびフライト品コンポーネントの製作を開始しています。今後、衛星システムの組み立てと試験を実施し、2027年春に、今回契約したPSLVによりインド東部のサティシュ・ダワン宇宙センターから打ち上げられる予定です。

リリースカテゴリのその他の記事

マピオンニュース ページ上部へ戻る