2025年07月28日08時40分 / 提供:PR TIMES
日本メナード化粧品株式会社(愛知県名古屋市中区丸の内3-18-15、代表取締役社長:野々川 純一)は、藤田医科大学 ばんたね病院 総合アレルギー科(愛知県名古屋市中川区尾頭橋3-6-10、教授:矢上 晶子)との共同研究で、顔の赤み、刺激感、ほてり感などの症状を引き起こす炎症性疾患「酒さ」と皮膚常在菌との関係を調べました。その結果、酒さ患者の皮膚常在菌叢は健常人と異なり、レンサ球菌※1の割合が多くなっていることがわかりました。つまり、皮膚常在菌叢の乱れが酒さに関与していることが示唆されました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/48666/92/48666-92-473de0c0b6d79c8cc80f49a541cb156c-2150x1150.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
酒さとは、額や鼻、頬といった顔面部に赤みや刺激感、ほてりなどが生じる慢性的な炎症性疾患で、重症でない場合は“赤ら顔”とも呼ばれます。酒さの発症や慢性化には皮膚常在菌が関与していると考えられてきましたが、その関係性には不明な点が多く残されています。そこで今回、酒さと皮膚常在菌との関わりを明らかにすることを目的とし、酒さ患者と健常人における皮膚常在菌叢の解析を行いました。
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