2025年06月03日14時40分 / 提供:PR TIMES
アジレント・テクノロジー株式会社(社長:音川 真多郎、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、「Agilent 8850 ガスクロマトグラフ(GC)」の最新の機能強化を発表します。この機能強化によりシングル/トリプル四重極質量分析(MS)システム、および関連するツール、技術との互換性を確保できるため、ラボの生産性が向上します。8850 GC は、現在販売されているベンチトップ GC/MS の中で最高クラスの速度と省スペース性を備えた独自設計のコンパクトな製品です。本製品は特に、高速、高性能な省スペース型の機器を必要とするラボ向けに設計されています。
8850 GC が MS に対応すると複雑なサンプルの同定および定量能力が大幅に向上するため、化学、エネルギー、食品、環境、および法医学ラボのアプリケーションに最適です。MS により、正確な同定に不可欠な分子と組成の詳細情報を取得できます。MS は感度と特異性が高いため、微量物質を正確に測定できます。
市場最小クラスの MS 対応 GC 製品のメリットをさらに強化するため、温度範囲の拡大、CTC PAL3 シリーズ 2 オートサンプラシステムとの互換性、マルチモード注入口(MMI)、バックフラッシュという新機能も搭載されています。このような便利な機能により、ハイスループットラボや複雑なサンプルを分析するラボでも MS を利用しやすくなります。この高い汎用性により、研究と産業の両市場において対応可能なアプリケーション分野が大幅に拡大します。
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