2025年05月27日11時15分 / 提供:PR TIMES
~大気中へ放散する水素ガスを抑制し、水素社会に貢献~
住友重機械工業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:下村真司、以下「当社」)は、水素の液化、再凝縮を可能にする極低温冷凍機(以下「冷凍機」)を開発し、その安全性と効能性を実証しました。
通常、液化水素を貯蔵する際、貯蔵容器内では液化水素が気化し、水素ガス(Boil Off Gas、以下「BOG」) が生じます。容器の内圧上昇を防ぐためには、この発生したBOGを容器内から放散する必要があり、100m3以下の比較的小型の容器では1日当たり液化水素全量の0.5~1%が減少します。そのため、BOG発生を抑制することは、液化水素を貯蔵・供給する設備において重要です。
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