2025年05月29日10時45分 / 提供:PR TIMES
株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード9348)はMission 2 “SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON”(以下ミッション2)において、2025年5月28日(水)午後5時27分(日本時間)に、円軌道到達に向けた軌道制御マヌーバを予定通り実施の上、当該マヌーバの結果が良好であることを確認いたしました。
この後、東京・日本橋にあるHAKUTO-Rミッション・コントロール・センター(管制室)では、円軌道上で軌道調整が必要かどうかの確認を、数時間から最大数日かけて実施してまいります。その結果、追加の軌道修正が不要で、着陸シーケンスの開始準備が整ったと判断される場合には、遅滞なくミッション2 マイルストーン Success 8の完了を発表する予定です。仮に軌道調整が必要と判断される場合には、改めて追加の軌道制御マヌーバを実施した後、適切に発表してまいります。お待たせしておりますが、Success 8の完了まで今しばらくお待ちください!
ミッション2のRESILIENCEランダーは、2025年1月15日(水)15時11分(日本時間)に打ち上げられたSpaceX社のFalcon9によって所定の軌道に投入され、同日、午後4時44分(午前7時44分24秒 協定世界時)にロケットから分離されました。地球周回フェーズを経て2025年2月15日(土)午前7時43分(日本時間)には月表面から高度約8,400kmの地点を通過し、民間企業による商業用の月着陸船としては史上初となる「月フライバイ」に成功。その後、低エネルギー遷移軌道上を約2カ月の長い期間をかけて、地球から最も離れた距離で約110万kmの地点まで到達しました。深宇宙の旅から帰ってきたRESILIENCEランダーは、2025年5月7日(水)午前5時41分(日本時間)に月周回軌道投入マヌーバに成功し、RESILIENCEランダーの月周回軌道投入を完了しました。
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