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UCC、水素を熱源として焙煎したコーヒーを第5回水素閣僚会議にて提供

2022年09月27日12時45分 / 提供:PR TIMES

UCC上島珈琲株式会社(本社/神戸市、資本金/10億円、社長/朝田文彦)は、水素を熱源として焙煎したコーヒーを、9月26日(月)に開催された第5回水素閣僚会議※にて提供しました。

UCCグループは「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」をパーパスに掲げ、コーヒーの新たな可能性を追求し、今までにないコーヒーの価値創造にチャレンジしています。また、コーヒー産業が気候変動を始めとする環境問題や人権などの社会問題と深く関係していることから、サステナブルな社会の実現に貢献するため、UCCサステナビリティ指針を制定し、サステナブルな取り組みを強化・推進しています。本年3月には、脱炭素社会に向けた取り組みの一つとして、カーボンニュートラルなコーヒー製造を目指すUCC山梨焙煎所設立を決定しました。

コーヒーの焙煎プロセスの熱源には一般的に天然ガスが使用されていますが、UCC山梨焙煎所においてはCO2を排出しない水素を熱源とする水素焙煎機及び、水素供給システムの開発・実装を進めています。これは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下/NEDO)の助成事業の採択を受け、山梨県を中心に官民一体となって取り組んでいる事業です。

コーヒー特有の味覚や香りを引き出すため、微妙な火力コントロールを必要とするコーヒー焙煎において、水素焙煎は、従来のガス焙煎に比べ水素の取り扱いの難しさが課題のひとつとなりますが、今回、試作機での検証が進展し、経済産業省と NEDO が共催する水素閣僚会議でのコーヒー提供が実現しました。

UCCグループでは、水素の熱源利用・カーボンニュートラルなコーヒー製造への挑戦を通じ、コーヒー産業はもとより、世界の食品産業の脱炭素化に貢献できるよう、これからも前進を続けて参ります。

※水素閣僚会議
水素閣僚会議は、水素の利活用をグローバルな規模で推進し、関係各国が歩調を合わせ一層の連携を図る場として、2018年に世界で初めて日本で開催された。5回目の開催となる本年度は、9月26日(月)にホテルニューオータニで開催され、エネルギー情勢の変化を踏まえ、エネルギー安全保障への対応や水素の取組への国・地域レベルでの関与促進、水素利活用促進のための支援の在り方等について、議論がなされました。
▼水素閣僚会議(Hydrogen Energy Ministerial Meeting、HEM)HP:https://hem-2022.nedo.go.jp/
▼ビデオメッセージ:https://hem-2022.nedo.go.jp/videomessages/ 
▼UCCパート:https://www.youtube.com/watch?v=Rr3sAQopF6A&t=1s

●関連URL(ニュースリリース)
山梨県笛吹市に「UCC山梨焙煎所」新設を決定:https://www.ucc.co.jp/company/news/2022/rel220302a.html
・水素を熱源とした脱炭素エネルギーネットワーク「やまなしモデル」技術開発事業の開始:https://www.ucc.co.jp/company/news/2022/rel220302b.html

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