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【実施レポート】大阪・なんばに業界トップランナー集結「Metaverse Japan Summit 2025@OSAKA」が盛況のうちに閉幕

2025年09月13日04時40分 / 提供:PR TIMES

メタバース・XR技術による都市変革の可能性を探る

デジタル空間やeスポーツを活用して地域課題を解決する株式会社Meta Osaka(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:毛利英昭、以下Meta Osaka)は、一般社団法人Metaverse Japan(代表理事:長田新子、馬渕邦美、以下MVJ)と共催で、2025年9月4日、なんばパークス eスタジアムなんば本店にて「Metaverse Japan Summit 2025@OSAKA」を開催しました。メタバース技術を活用した都市づくりやエンターテインメントの未来について、産官学のトップランナーが一堂に会し、「Beyond Reality:都市・エンターテインメント・未来社会の共創」をテーマに、メタバース社会の実装に向けた具体的なロードマップが議論されました。会場には約500名が来場し、関西におけるデジタル技術への高い関心を改めて示す結果となりました。
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基調講演:「なんばから世界へ - 次世代都市"デジタルエンターテインメントシティ構想NAMBA"の挑戦」の様子

【開催背景ー産官学連携で描く次世代都市、関西から始まるデジタル革命】 人口減少や高齢化、地域経済の活性化など、全国の地方都市が共通して抱える社会課題の解決策として、デジタル技術への期待が高まっています。これまで東京での開催が中心となっていたメタバース業界の大規模カンファレンスを関西で開催することで、関西から世界に向けて新しい技術の可能性を発信する貴重な機会となりました。特に今回は、関西特別パートナーとして南海電気鉄道株式会社とeスタジアム株式会社という地域に深く根差した企業が参画したことで、単なる技術論に留まらない、地域の実情と課題に基づいた具体的な議論が展開されました。

主催者である一般社団法人Metaverse Japan(代表理事:長田新子、馬渕邦美)は、「メタバースは単なる仮想空間でのエンターテインメントという枠を超え、教育、医療、観光、防災など、私たちの暮らしに直結する分野での社会実装が急速に進んでいる」として、今回のサミット開催の意義を強調しました。
【イベント概要】[表: https://prtimes.jp/data/corp/131350/table/67_1_8d7da77212d8ae4c4b603fede0d2f868.jpg?v=202509130545 ]
【イベントハイライト】▪️オープニングトーク:「Beyond Reality」が示す未来社会
サミットの幕開けを飾ったオープニングセッションでは、MVJの長田新子・馬渕邦美両代表理事とMeta Osakaの毛利英昭が登壇し、「Beyond Reality ― 都市・エンタメ・未来社会の共創」というテーマのもと、メタバース技術の最新動向と社会実装について語りました。馬渕氏は、Googleの最新AIサービスのデモを紹介しながら「テキストから瞬時に3Dコンテンツが生成される時代が到来し、現実とバーチャルが融合する世界がすぐそこまで来ている」と技術革新の速度を強調。長田氏は「関西の中心地での開催により、この街のエネルギーとテクノロジーが生み出す新たな可能性を皆さんに体感してもらいたい」と関西開催の意義を述べました。毛利は「半年、1年後に生活に密接に関わってくるサービスの話をするので、ぜひ自分ごととして体感してほしい」と参加者に呼びかけました。
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オープニングトークの様子
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MVJ代表理事 馬渕邦美氏

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MVJ代表理事 長田新子氏
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Meta Osaka代表取締役 毛利英昭

▪️基調講演:「なんばから世界へ - 次世代都市"デジタルエンターテインメントシティ構想NAMBA"の挑戦」
最大の注目を集めたのは、「なんばから世界へ - 次世代都市『デジタルエンターテインメントシティ構想NAMBA』の挑戦」と題された基調講演でした。南海電気鉄道株式会社 代表取締役社長 岡嶋信行氏、eスタジアム株式会社 代表取締役 池田浩士氏、MVJの長田氏、Meta Osakaの毛利が登壇し、大阪・なんばを舞台とした革新的な都市開発プロジェクトについて議論しました。

岡嶋氏は「創業140周年を迎える南海グループとして、これまでの安全安心という基盤を維持しながら、新たな移動需要の創出と事業の芽を育てていく必要がある」と語り、17年の歳月をかけて実現した難波駅前広場の歩行者専用空間を例に挙げ、リアルな魅力をデジタル技術でさらに高める「グレーターなんばビジョン」への取り組みを説明しました。

池田氏は「大阪ミナミという地域は新しいものを歓迎してくれる雰囲気がある」と地域特性を評価し、eスポーツを通じた子どもたちへの教育や地域貢献について言及。

毛利は、フォートナイト内に再現した大阪城やなんばパークスのマップを紹介し、「過去から未来まで、失われた建物やストーリーを再現できるメタバースの可能性」を強調しました。さらに柏原市との連携による交通安全教室の事例で、運転シミュレーターゲームを活用して「魔の7歳」と呼ばれる小学1年生の交通事故を減らす取り組みが紹介され、デジタル技術による社会課題解決の具体的な事例も紹介されました。
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基調講演の様子
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南海電気鉄道株式会社 代表取締役社長 岡嶋信行氏

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左からMVJ長田氏、南海電鉄岡嶋氏、eスタジアム池田氏、Meta Osaka毛利

▪️セッション:Beyond Classroomーメタバースで描く未来の学びと共創
「Beyond Classroom メタバースで描く未来の学びと共創」セッションでは、教育現場の最前線で活躍する関係者と、中学3年生の起業家が登壇しました。

茨城県立下妻第一高等学校・附属中学校の生井秀一校長は、民間企業から教育界へ転身した経験を基に「社会と学校教育のギャップを埋めるため、アントレプレナーシップ教育を推進している」と語り、「テストで測れる基礎学力だけでなく、変化の激しい時代を生き抜くための非認知能力(逆境指数・AQ)の育成が重要」と強調しました。

Meta Osakaのプロジェクトマネージャー江畑翔吾は、元東京消防庁職員としての経験を活かし、Roblox上で制作した「消防士体験ワールド」を紹介。「現実世界では消防士の体験をするのは難しいだが、3D・バーチャルの世界では制約なく危険な火災現場を安全に体験できる。子どもたちにゲームを通じて防災の知識と火災の危険性を伝えている」と防災教育の重要性を説明しました。

Meta Heroesの代表取締役 松石和俊氏は、「Society 5.0の実践企業として、教育・防災・地方創生の3つの社会課題解決に取り組んでいる」とし、南海トラフ地震防災メタバースや阪神淡路大震災30周年記念プロジェクトなど、具体的な社会実装事例を多数紹介しました。

最も注目を集めたのは、EdFusion代表の近藤にこる氏(現在中学3年生)でした。中学1年時の起業体験授業をきっかけに実際に起業し、5月の大阪・関西万博では15,000人規模のイベントでメインスピーカーを務めた実績を持つ彼女は、「挑戦をいつでもどこでも誰とでもできる世界を目指している」と力強く語り、会場の大人たちに深い感銘を与えました。
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セッションの様子
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右から、MVJ馬渕氏、Meta Heroes松石氏、EdFusion近藤氏、Meta Osaka江畑

▪️その他の注目セッション
XR技術を用いて都市空間にレースを出現させる"空のF1"と呼ばれる次世代モータースポーツ「AIR RACE X」世界的エアレースパイロット・室屋義秀氏(LEXUS PATHFINDER AIR RACING)と東京大学特任教授・豊田啓介氏によるセッションでは、翌々日に迫った「エアレースX2025 積水ハウス 大阪うめきたデジタルレース」について紹介されました。「最高時速400kmのフライトを都市上空にARで出現させ、スマホやタブレット越しにレース機が空を駆け抜ける観戦体験」が特徴です。会場では、大会アライアンスパートナー「STYLY」が提供する、Apple Vision Proを活用したApple Vision Proを活用した没入型XR観戦体験ブースも設置され、来場者が実際に最新技術を体感できる機会も提供されました。

また、大丸松坂屋百貨店による伝統芸能「石見神楽」のメタバース化事例、総務省による安心・安全なメタバース環境整備への取り組み、AI×XRの融合による社会イノベーションの可能性など、多岐にわたるテーマで専門家による議論が展開されました。特にAI×XRセッションでは、教育・介護・都市創造の各分野において、現実の再定義を導く技術革新の最前線が語られ、次代のリアリティ構想に向けた共創の重要性が強調されました。
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「空を走るレースが、大阪にやってくる。― AIR RACE X OSAKAの挑戦」
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「伝統芸能×メタバース― 大丸松坂屋百貨店が提案するメタバース活用の最新事例」

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「安心・安全なメタバースの利活用に向けた総務省の取組」
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「AI×XRフロンティア― インテリジェント空間が拓く社会イノベーション」

【Meta Osaka代表取締役 毛利 英昭コメント】 これまで東京中心で開催されてきたメタバース技術の大規模カンファレンスを、関西の地で実現できたことを非常に嬉しく思います。今回のサミットは、南海電鉄様と共に推進している「デジタルエンターテインメントシティ構想NAMBA」が、多くの方々にご理解いただけた貴重な機会となりました。人口減少などの課題を抱える地方こそ、デジタル技術を活用した新しい解決方法が必要です。大阪の持つエンターテインメント文化と最新技術を掛け合わせることで、多くの人がワクワクする未来を創りたいと考えています。関西から世界に向けて新しい技術の可能性を発信する第一歩として、今回のサミットが果たした役割は非常に大きいと確信しています。

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Meta Osaka代表取締役 毛利英昭

【Metaverse Japan Summitについて】 Metaverse Japan Summitは、一般社団法人Metaverse Japanが主催するメタバース技術とその社会実装をテーマとした日本最大級のカンファレンスです。2022年の設立以降、これまで東京を中心に開催されてきましたが、メタバース技術の普及と地域発のイノベーション創出を目的として、全国各地での展開を推進しています。
本サミットは、産官学の連携によるメタバース技術の社会実装促進、関連企業・研究機関・自治体のネットワーク構築、そして次世代を担う人材の育成を主要な目的としています。技術論に留まらず、教育、医療、観光、防災、都市開発など、幅広い分野でのメタバース活用事例の共有と議論を通じて、日本のデジタル社会実現に貢献することを目指しています。
【企業概要】会社名:株式会社Meta Osaka
代表者:毛利英昭
所在地:大阪市中央区難波5-1-60 なんばスカイオ 27F
設立:2023年9月1日
事業内容:オリジナルメタバースの開発・制作/メタバース関連技術を活用した広告代理業務およびコンサル業務/デジタルツイン(リアルとメタバースを融合した)のイベント企画・運営/地方自治体や地域の課題解決や経済活性化のためのコンサル業務
公式サイト:https://www.meta-osaka.co.jp/

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