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-東北電力が「土木学会賞」「地盤工学会賞」を初受賞- 女川原子力発電所防潮堤かさ上げ工事 ~国内最高水準・海抜約29mの防潮堤が高評価~

2025年06月16日12時45分 / 提供:PR TIMES

当社が、鹿島建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:天野 裕正、以下「鹿島建設」)と共同で進めたプロジェクトである女川原子力発電所の「防潮堤かさ上げ工事」(以下「本工事」)が、2024年度の土木学会「技術賞」および地盤工学会「技術業績賞」を受賞いたしました(鹿島建設と共同受賞)。いずれの賞も、土木・地盤分野における優れた技術や、社会の発展に大きく寄与したことが認められたプロジェクトに贈られる最高峰の技術賞であり、当社としては初の受賞となります。

本工事は、東日本大震災の教訓と最新の科学的知見を踏まえ、津波や地震などの自然災害に対する安全性をさらに高めることを目的に実施されました。完成した防潮堤は、海抜約29メートルという国内最高水準の高さを誇り、漂流物(船舶・車両等)の衝突や地盤の液状化といった複合的なリスクにも対応できるよう設計されています。

2013年5月に着工した本工事は、工事途中での構造変更(当初設計よりもさらに安全性を向上させるための追加補強)や、施工済みの杭の深部の地盤改良など、当社にとって前例のない、多くの困難が伴う難易度の高いものになりました。こうした中、各種試験や施工方法の工夫により、品質と安全を確保しながら、2024年3月に完成いたしました。

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