2025年08月29日07時10分 / 提供:PR TIMES
レーザフュージョン発電に向けた1キロジュールレーザの開発を加速
当社は、半導体レーザ(LD)励起の固体レーザでは世界最高出力となる、パルスエネルギー200ジュール(J)のレーザを10ヘルツ(Hz)で照射できる平均2kWのレーザ出力を達成しました。
本実験は、光学的課題や熱負荷が発生する10Hzの繰り返し運転において、レーザ装置内で増幅できるレーザ光のエネルギー密度の限界を確認することを重要な目的の一つとして行いました。今回、当社が保有する世界最高クラスの大出力レーザ装置に対し、レーザ媒質を冷却する性能を高める機構部の改良と、レーザ光のビーム品質を高める工夫を行うことで、従来の2倍以上の光エネルギー密度でのレーザ出力実験に成功しました。これにより、世界最高のレーザ出力を達成するとともに、本レーザ装置で増幅されたレーザ光が内部の光学素子に損傷を与えるレーザ出力の限界値を確認しました。また、レーザフュージョン発電の実現に向けたマイルストーンの1つである、1kJ×10Hzレーザの概念設計と主要な技術課題を抽出することができました。
[ 続きを読む ]