2025年09月20日11時40分 / 提供:PR TIMES
株式会社DUMSCO(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:西池成資、以下 当社)は、京都大学と共同研究により開発した臨床研究用アプリ「ハカルテリサーチ」を活用し、婦人科がん患者の化学療法中における疲労を中心としたQOL指標の新たな測定アルゴリズムを開発する臨床研究が開始されたことをお知らせします。本研究は前・京都大学大学院医学研究科婦人科学産科学 講師 山口建先生(現・広島大学大学院医系科学研究科産科婦人科学 教授)による立案のもと、同教授 万代昌紀先生を代表とする研究チームによって実施され、当社は共同研究契約を締結しています。
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本研究の背景について婦人科がん化学療法中は、発熱や嘔気といった問診で把握しやすい身体症状の他に、疲労・不眠・抑鬱など精神症状を主体とした有害事象が見られます。京都大学による予備研究において、こうした精神症状を主体とした有害事象は患者のQOL(Quality of Life: 生活の質)に大きな影響を及ぼすことが明らかになっています。重度の疲労やQOLの低下は治療の中止を来すこともあり、予後にも影響を及ぼします。
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