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スペクトラム社、新たなフラッグシップとなる任意波形発生器を発表 帯域3.9 GHz、出力レート10 GS/sを実現

2025年06月05日16時40分 / 提供:PR TIMES

デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ/以下、スペクトラム社)は、このたび、高性能の任意波形発生器(AWG)4モデルを発表しました。この新モデルの発表は、スペクトラム社の製品ポートフォリオにおいて重要なマイルストーンとなります。今回発表した新型AWGは、無線周波数(RF)およびマイクロ波の信号生成などの高度な要件が求められる分野に最適で、最大10 GS/sの出力レート、16-bitの高い垂直分解能、最大3.9 GHzの帯域を実現します。本製品は無線通信、レーダーシステム開発、量子研究、航空宇宙試験などの最先端分野に従事するエンジニアや科学者向けに設計されています。

スペクトラム社の最高技術責任者(CTO)、Oliver Roviniは次のように述べています。「今回の新モデル発表は当社にとって飛躍的な一歩です。当社はついに高い周波数帯域の分野に参入し、品質と性能において、新たな基準を確立する製品ラインを展開します。この新型AWGにより、次世代のイノベーションを可能にするツールをお客様に提供いたします」

新しいフラッグシップであるAWGは、最大10 GB/sのストリーミング速度を実現するPCIeカードとして使用できるほか、Ethernet経由で簡単に制御できるスタンドアローンのNETBOXユニットとしても利用できます。これにより、ノートPC、デスクトップPC、企業ネットワークに直接接続することが可能です。これらの新製品は自動試験システムへの組み込みに最適です。

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